渡邊美樹さんはなぜ社長の座を退いたにもかかわらず、ワタミの社長に復帰したのでしょうか?
渡邊美樹さんは2009年に退任し、1000%戻らないといっていました。
しかし、2019年に会長に復帰そして2021年10月にワタミの社長として復帰しています。
今回は、なぜ社長に復帰したのか、1000%戻らないと言っていた理由についてお届けします。
渡邊美樹なぜワタミの社長に復帰?
「ワタミ」渡邊美樹氏、次の都知事に「無報酬」求める ネットで「ブラック」批判も – https://t.co/oHtKk0T1Lz pic.twitter.com/zKkt8OuJOs
— J-CASTニュース (@jcast_news) June 26, 2016
渡邊美樹さんは社長を退いてから、外食事業の不振など、業績が右肩下がりで介護事業を売却せざるを得なくなったりしたことで見かねて再び戻ったということでした。
やはり自分が創業した会社の業績が悪くなっていること、渡邊美樹さんが不在の間に新しいことを何も始められていないことを上げていました。
自分がつくった会社がどんどん業績が悪くなるのを見ていられなかったようですが、渡邊美樹さんがいないとダメになってしまうような会社というのは会社としてどうなんでしょうね。
まだブラックのイメージが拭いきれないので、大丈夫なのかなと思ってしまいます。
なぜ渡邊美樹は1000%戻らないと言ったのか?
今日はワタミCEO渡邊美樹さんの新刊「コロナの明日へ〜逆境の経営論」アチーブメント出版の表紙撮影で大鳥居にある本社に。渡邊さんを撮影するのは前作「警鐘」の表紙撮影以来二回目。僕の写真を気に入っていただきうれしい限りです。「警鐘」のようにたくさんの人に響いて欲しいです。乞うご期待✋️ pic.twitter.com/KjCJg0qiyZ
— 藤谷勝志 (@fujiyamasashi) August 5, 2020
渡邊美樹さんは自分が戻り可能性があると残された人に甘えが出るのではないかと考えて、1000%戻らないと言ったようです。
社長を辞めた後、会社の業績が好調であれば戻らなかったのかもしれませんが、本気ではなかったようですね。
社員は渡邊美樹さんが社長として戻ってきたことをどう思っているんでしょうね。
SNSではブラック体質は一生治らないんじゃないかという声が上がっています。
自分が社員だったら業績が苦しい分、もっと働けと言われるのではないかと心配になってしまいます。
過去に犠牲者が出ているので気を付けてはいると思いますが、企業体質は変わっているのでしょうか。
渡邊美樹さんが会長復帰後に長男を昇格させる
夢を持っている人は、それを追いかければいい。夢を持っていない人は、闘い始めるべきです。闘わずして夢を持つことはできない。そして夢を定めたら自分の生き方は、その「夢」に向かって努力する日々である。
- 渡邊美樹 - pic.twitter.com/SC9Wq49kQO
— 損益報告書 (@trader_studio) March 17, 2018
今回の渡邊美樹さんの経営者側への復帰は長男である渡邉将也さんへの事業継承も考えてのことなのではないかとも言われています。
2019年4月に渡邊美樹さんが会長として戻り、3ヶ月後に長男を執行役員海外事業本部長へ昇格させて、21年4月1日に取締役CFO(最高財務責任者)兼上席執行役員という重要なポストについています。
サントリーで修行を積んでいるとはいえ、33歳でこのポストへの出世は早いです。
いずれは会社経営を任せようとしているのかもしれませんが、渡邊美樹さんが不在でもワタミはやっていけるのでしょうか。
まとめ
渡邊美樹さんは創業者として会社を建て直すために戻ってきましたが、今後のワタミは社員の労働環境も含めてどうなっていくのでしょうか。
今後の会社の存続は渡邊美樹さんの人材育成力にかかってきそうですね。
ブラックのイメージを払拭して業績を回復させることができるのか注目です。